統合失調症の息子が、都内の携帯会社でアルバイトをしていた頃の話

こんにちは、あんずだいだいです。
読んでくださって、ありがとうございます。

今日は、統合失調症の息子が
一般の職場で働いていた頃の話です。

今のB型事業所より、ずっと前。

前の病院に通っていた頃に、
息子は都内の携帯会社で
アルバイトをしていました。

 

🍊

 

診断されて、何年か経った頃。

入院と入院の、あいだの時期でした。

その仕事を、
息子は自分で見つけてきました。

某大手の携帯会社。

裏方で、データ入力の仕事です。

この頃の息子には、
プライドがありました。

大手の会社で働いている。

それが、うれしかったんだと思います。

満員電車に乗って、都内まで。

スーツを着て、
朝、出かけていきます。

その頃は、
まだ実家で一緒に暮らしていて。

その後ろ姿を、
よく見送っていました。

 

🍊

 

時給が、とてもよかったんです。

私はその頃、
接客の仕事をしていました。

息子の一か月のお給料が、
私より多かった。

悔しかったです。笑

息子が探してくる仕事は、
なぜか時給がいい。

今は違いますけどね。

よくそんな仕事を見つけてくるな、と
感心していました。

自分で見つけてきた仕事です。

やりたいなら、どうぞ。

そんな気持ちでした。

 

🍊

 

病気のことは、
会社に話していました。

雇われ方は、ほかの人と同じ。

ふつうのアルバイトです。

働いているうちに、
体調が悪くなって。

入院しました。

会社は、
「退院したら、戻ってきていいよ」と。

ありがたかったです。

退院して、戻りました。

でも、また体調が悪くなって。

そこで、辞めました。

働いていたのは、
合わせて1年くらいだったと思います。

 

🍊

 

家では、よく愚痴を聞きました。

「理不尽だ」

その言葉を、何度も。

自分は一生懸命やっているのに、
さぼっている人と、お給料が同じ。

そういうことが、
許せなかったみたいです。

「そんなに、こだわらなくていいのに」

何度も、言いました。

でも、こだわるんです。

息子は、仕事を
一生懸命やりすぎるんです。

力が入りすぎるくらいに。

だから、よく調子を崩していました。

満員電車。

スーツ。

人間関係。

今思えば、
無理をしていたんだと思います。

 

🍊

 

理不尽だと感じる場所にいれば、
ストレスがたまるのは当たり前で。

辞めて、正解だった。

今は、そう思っています。

息子は今、
B型事業所で働いています。

「今のところは理不尽なことがないから、
居心地がいい」

そう言っています。

あのスーツ姿を思い出すと、
よく頑張ったな、と。

今日も読んでくださって、
ありがとうございました。

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