こんにちは、あんずだいだいです。読んでくださって、ありがとうございます。
今日は、今年いちばんうれしかった出来事のお話です。統合失調症の息子が、独学で簿記3級に合格しました!
とはいえ、母の私が知っているのは、ほんの断片だけ(笑)。それでも、合格までの道のりと、お祝いの席で飛び出した「まさかの一言」を、書いてみようと思います😊
昔から、数字が好きな子でした
実は、息子がなぜ簿記を選んだのか、きっかけは知りません。気づいたら、勉強していました(笑)。
ただ、思い当たることはあります。息子は子どもの頃から、数字が好きだったんです。以前にはFP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をしていたこともありました。そちらは合わなかったのか、いつの間にかやめていましたが(笑)、「数字にかかわる資格」というのは、息子にとって自然な流れだったのかもしれません。
1年半、コツコツと。デイケアの友達の存在も
勉強期間は、本人いわく1年半。
どうやって勉強していたのか、詳しくは聞いていません。たぶん、本だと思います。それと、前の記事にも書いた、デイケアで出会ったお友達。とても勉強のできる方なので、分からないところを教えてもらっていたのかもしれません。
私が知っていたのは、「なんとなく、勉強しているらしい」ということだけ。あれこれ聞かず、そっとしておきました。1年半、自分のペースで、コツコツ続けていたんだと思います。
LINEで届いた合格の知らせ──正直、驚きました
合格を知ったのは、息子からのLINEでした。
正直に言うと──私は、合格するとは思っていませんでした。
病気がひどかった時期、息子は字を読むことができませんでした。時間の感覚も、あやふやになっていました。そんな姿をそばで見てきたので、「まさか、試験に合格するところまで」とは、どうしても思えなかったんです。
一度目の受験は、不合格でした。それでもあきらめずに、また挑戦して──二度目で、見事に合格。しかも、ほぼ満点に近かったそうです。
発症する前は、学校の成績も悪くなく、進学校に通っていた息子。「頭は悪くない」とは思っていました。でも、この病気を経て、ここまで頭が働くようになるなんて。気持ちが安定してきたからこそ、なのでしょうか。母として、ただただ驚きと、感動でした。
合格祝いの席で、まさかの一言
お祝いは、息子のリクエストで焼肉屋さんへ🍖
おいしいお肉を前に、息子は上機嫌。「次は簿記2級に挑戦する」と、頼もしい言葉も飛び出しました。
そして、そのあとです。息子がぽつりと、こう言ったんです。
「結婚も、できるのかな?」
──びっくりしました。息子がそんな願いを心に持っていたなんて、思ってもみなかったから。
何と答えたか、よく覚えていません。ただ、胸がいっぱいになって、「その日のためにも、私はまだまだ元気でいよう」と、心に決めました。
(ちなみに息子がこのブログを読むことは、たぶんないと思うのですが……もし読んだら「何書いてんだよ」と怒られそうです。笑)
その後のこと──いいことばかりでは、ないけれど
正直なことも書きますね。
あれから挑戦している簿記2級は、なかなか歯が立たないようです。3級に受かったときのあのテンションの高さに比べると、このごろは少し元気がなくて、母としては心配しています。
でも、いいことばかりは続かないのが当たり前。ここはあわてず、親としてじっくり構えて、見守っていこうと思っています。
さいごに──病気があっても、学べる。成長できる
この記事でいちばん伝えたかったのは、これです。
病気があっても、学べる。成長できる。
字も読めなかった息子が、1年半コツコツ勉強して、資格を取った。この事実が、同じ道の途中にいるご家族にとって、小さな希望になったらうれしいです。
それともうひとつ。実は私も、61歳のときに独学で保育士試験に挑戦しました。しかも私も、一度目は不合格で、二度目で合格。親子でおそろいです(笑)。60歳を過ぎて、生まれて初めてあんなに勉強して──あのとき感じたのは、「学ぶって、こんなに楽しいんだ」ということでした。
親子そろって、いくつになっても、どんな状況でも、人は学べるみたいです😊
今日も読んでくださって、ありがとうございました。

コメント