こんにちは、あんずだいだいです。
読んでくださって、ありがとうございます。
今日は、私が中学と高校でやっていた、
吹奏楽部の話です。
担当は、クラリネットでした😊
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私には、兄が二人います。
下の兄が、中学の吹奏楽部で
トランペットを吹いていました。
母と一緒に、演奏を聴きに行って。
県で一位を取るような吹奏楽部です。
聴いた瞬間、
雷が落ちたみたいでした。
一気に引き込まれるような、
素晴らしい演奏で。
生まれて初めての、感動です。
中学に入ったら、絶対に吹奏楽部。
そう決めていました。
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本当は、オーボエがやりたかったんです。
一つ上の親戚のお姉さんが、オーボエを吹いていて。
憧れの人でした。
ところが、ある日。
同じ部のクラスメイトから、
小さなものを手渡されました。
クラリネットの、マウスピース。
顧問の先生から、
「渡しておいて」と言われたそうです。
つまり、
クラリネットをやりなさい、ということ。笑
オーボエは、ひとりで目立つ場面の多い楽器。
クラリネットは、大勢で吹く楽器です。
小柄で、気も弱そうな私には、
大勢の中のほうがいい。
先生は、そう思ったのかな。
優秀で、人気のある部活だったので、
部員は、とにかくすごい人数で。
それから二か月くらいは、
マウスピースだけで、音を出していました。
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先生は、とにかく厳しい人でした。
朝七時から、朝練。
お昼休みも、放課後も、練習。
お休みは、お正月の三が日だけ。
「一日サボると、三日後退する」
そう言われていた気がします。
部活に命をかけていて、
何年もその中学校にいて、
学校の隣に、家まで建てていました。
私はというと、
周りよりテンションが高すぎて。
みんながサボろうとしても、
私だけは、サボらない。
サボる友達に、イライラしていました。
先生に強く指摘された日は、
家の暗いところで、泣いて。
悔しかったんだと思います。
それくらい、本気でした。
その姿を、兄に見られて。
「何泣いてんだよ」
恥ずかしかったなあ。笑
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中学二年の県大会で、一位。
自由曲は、チャイコフスキーの「イタリア奇想曲」でした。
でも、一位は毎年のこと。
発表の瞬間も、
当然、という空気でした。
中学三年になるとき、
先生が、ほかの中学校へ転勤。
隣に、家があるのに。笑
その年、私はクラリネットのパートリーダーに。
吹奏楽では、コンサートマスター、コンマスです。
そして、一位を逃しました。
部員みんなで、泣きました。
本気で、号泣。
覚えているのは、一位の日より、
この年の悔しさのほうです。
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高校では、はじめ、吹奏楽部に入りませんでした。
中学で一緒だった友達も、同じで。
中学で、がんばりすぎたのかな。
もういいかな、と思って。
私が通っていた高校の吹奏楽部は、のんびりしていて。
でも、放課後になると、
いろんな楽器の音が聞こえてくるんです。
聞くたびに、体がうずうず。
結局、入部しました。
そうしたら、友達も、ひとり、またひとり。
いもづる式に、全員入部。笑
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卒業して、みんな、ばらばらに。
関東へ、関西へ。
地元に残った友達も。
私は、短大で大阪へ。
暮らしががらりと変わって、
クラリネットは、それきりです。
でも、うちは貧乏で。
音大は、憧れのまま。
あのとき一緒に泣いた友達の何人かとは、
今でも、仲良くしています。
あの頃、一生懸命だったから、
今でも信頼し合えるんだろうね。
みんなで、そう言っています。
今、どこかで楽器の音が聞こえてくると、
うずうず、の代わりに、
懐かしいな、と思います。
やっぱり、好きな音だな、と。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。

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