息子の自立のきっかけは、母の突然の入院。そして実は、私も「一人暮らし」がしたかったんです(笑)

こんにちは、あんずだいだいです。読んでくださって、ありがとうございます。

前回の記事で、息子の自立のことを書きました。今日はその「そもそもの始まり」のお話です。

息子の自立を考え始めたきっかけ──それは、2年ちょっと前の、私の突然の入院でした😊

元気だけが取り柄の私が、まさかの緊急入院

2年ちょっと前のことです。急性膵炎で、突然入院することになりました。期間は2週間。「元気だけが取り柄」と思って生きてきた私にとって、まさかの出来事でした。

入院中、頭の中にあったのは、ずっと息子のことでした。「一人で大丈夫かな」って。

当時、息子とは二人暮らし。私が急にいなくなった家で、息子はどうしているだろう──そればかり考えていました。

ありがたかったのは、デイケアのスタッフさんが、家まで息子の様子を見に行ってくださっていたこと。あとから知って、胸が熱くなりました。本当に、感謝しかありません。

「人間、突然何が起こるかわからない」と、初めて実感した

それまでの私は、「もし私に何かあったら、息子はどうなるんだろう」なんて、考えたことがありませんでした。

でも、入院して初めて実感したんです。人間って、突然何が起こるかわからない。病気だけじゃない、事故だって起こる可能性がある。そして私も、もう60を過ぎている──。

退院後、お医者さんからは「再発の可能性があります」とも言われました。

元気なうちに、ちゃんと考えておかなくちゃ。そう思ったのが、すべての始まりでした。

正直に言うと、「養い続ける暮らし」に不安もありました

ここからは、正直な気持ちを書きますね。

私はずっと働き続けるわけにはいきません。保育士のお仕事は体力勝負。年齢とともに体力は落ちていくし、今のお給料をずっともらい続けることは、現実的に不可能です。

そんな中で、息子を養いながら生きていく──その暮らしに、不安がありました。そして正直に言えば、負担にも感じていました。

こう書くと、冷たい母に聞こえるでしょうか。でも、これが私の正直な気持ちでした。

実は、私も「一人暮らし」がしてみたかったんです

そして、正直な告白をもうひとつ(笑)。

私、死ぬまでにもう一度、一人暮らしがしてみたかったんです。

だから息子には、こう聞きました。「一緒に暮らし続けてもいいんだけど、お母さんはもう一度一人暮らしがしてみたいな。あなたはどう?」

息子の答えは「どちらでも」「それもいいよね」──そんな、ゆるやかな反応でした(笑)。

こうした話を安心して進められたのには、理由があります。当時、息子は入院をしなくなって2年ほどが経ち、症状が安定してきていました。主治医の先生も、同じ方向で一緒に考えてくださっていました。

そこから、デイケアのスタッフさんも交えて話し合いを重ねるうちに、自然と「自立」の方向に流れができていきました。話が進むにつれて、息子もだんだん「一人暮らしもいいな」という気持ちになっていったようです。

息子は、最初から強く希望したわけではありません。多分──「自分にそんなことができるなんて思っていなかったけど、できるならいいな」だったんじゃないかなと思います。

誰かが無理に決めたのではなく、話し合いの中で、お互いが自然に選んだこと。そして何よりも、息子自身の体調が安定していたこと──それがいちばん大きな決め手だったと思います。だからこの決断は、とても穏やかなものでした。

(そこからグループホームに入居するまでの流れは、こちらの記事で詳しく書いています😊 → 第4記事へのリンク)

さいごに──入院は、「立ち止まって考える時間」をくれました

突然の入院は、もちろん大変な出来事でした。でも今振り返ると、あのまま元気に過ごしていたら、私と息子は「なんとなく」一緒に暮らし続けていたかもしれません。

離れて暮らす長男家族にも、ずっと心配をかけてきました。次男の自立は、その心配をひとつ減らすことでもあったと思っています。

今、息子はグループホームで、私は私の暮らしを、それぞれの場所で生きています。

人生、何がきっかけになるかわかりません。私の場合、それは2週間の入院でした。

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

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