統合失調症の息子が、A型事業所で椎茸を収穫していた頃。うんちくが止まりませんでした

こんにちは、あんずだいだいです。
読んでくださって、ありがとうございます。

今日は、統合失調症の息子が
A型事業所で働いていた頃の話です。

仕事は、椎茸の収穫。

その頃の息子は、
椎茸のことをよく語っていました。笑

 

🍊

 

携帯会社のアルバイトを辞めた、そのあと。

前の病院に通っていた頃のことです。

息子は、A型事業所で働きはじめました。

障害のある人が、
支援を受けながら働く職場です。

スーパーに並ぶ、生の椎茸。

あれを収穫する仕事でした。

電車でひと駅くらいの道を、
自転車で通っていました。

まだ、実家で一緒に暮らしていた頃です。

私はずっと、
病院かどこかの紹介だと思っていました。

辞めてしばらく経ってから、知りました。

あれも、自分で見つけてきた仕事だった、と。

また、自分で。

感心します。

 

🍊

 

家では、
仕事の話をよくしてくれました。

椎茸には、ランクがあること。

どういうものが、いい椎茸か。

持って帰ってきてくれたことも、あります。

たしかに、おいしいんです。

見た目も、きれいで。

一緒にスーパーへ行くと、
椎茸売り場で足が止まります。

自分のところの椎茸。

ほかのメーカーの椎茸。

見くらべて、語る、語る。

うんちくが、止まりません。笑

ある日のこと。

少し古くなった椎茸を、
お鍋に入れようとしたら。

「それは食べるんじゃない」

全部、捨てられました。

一度だけですけどね。

椎茸に、そこまで。

 

🍊

 

職場で、友達もできました。

同世代の子です。

息子と、その子と、私。

三人で、晩ご飯を食べに行きました。

とても自然体な、好青年でした。

お会計は、もちろん私。

だから私を誘ったのかな、と
ちょっと思っています。笑

友達を紹介してくれるのは、
うれしいものです。

 

🍊

 

仕事には、やっぱり一生懸命でした。

力が、入りすぎるくらいに。

さぼっている人を見ると、
本気で怒っていました。

自分は一生懸命やっているのに、
お給料は同じ。

「理不尽だ」

携帯会社の頃と、同じ言葉です。

そこまで一生懸命になれるのは、
息子のいいところ。

オンとオフを切り替えられたら、
もう少し楽なのにな、と。

そう思いながら、見ていました。

働いていたのは、
1年くらいだったと思います。

調子を崩して、入院して。

そこで終わったように、覚えています。

 

🍊

 

息子は今、
B型事業所で働いています

私は今、ひとり暮らし。

毎晩のせいろに、椎茸を入れています。

少しくらい古くなっていても、
止める人は、もういません。笑

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

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